バリアフリー工事
加齢や障害にあわせて、より安全に快適に生活できるよう、住まいと水回り、浴室・トイレ等のリフォームについてアドバイスをいたします。
いざという時にそなえて早めに計画を
夫婦が若い時代にたてたお家は、子ども中心だったりしますが、年月を経ると心配になってくるのが高齢化のこと。住まい、とくに水回りのバリアフリー対策はいざという時に待ったなしです。年をとると新しい環境になれるのも大変ですし、ある程度の費用もかかるので、家族が若く経済的な余裕があるうちに計画しておきましょう。
トイレのバリアフリーリフォーム
- 実際の動作を想像する 工事後にどのような空間や使い方になるのか、納得できるまで説明をうけて、実際に歩いたり、つかまったりして想像をしながら、専門家の助言を受けましょう。
- スペースは広ければ広いほど良い 介護者が一緒に入ることや車いすのことを考慮してスペースをとっておくことが大事です。
- 不潔感のない空間に スリッパの履き替えをしなくても不潔感や抵抗のない材質を選ぶと安心です。
- 手すりの配置 車椅子から便器への移動、立ち上がりのための手すりの配置を考えることが大事です。
- トイレは1F、寝室のそばに 高齢者などにとっては階段を上ったり下りたりしてトイレに移動するのはとても大変ですし、危険を伴います。トイレは寝室と同じ階にもうけましょう。
浴室のバリアフリーリフォーム
段差をなくす 脱衣所と浴室の段差をなくし、排水は水はけの良いものを選びましょう
浴槽は半埋め込みに 浴室の床から半埋め込みにすることで、浴槽の高さを低くして出入りしやすくなります。
滑らない床材・てすり 浴室での転倒事故、浴槽内での溺れなどを防止するために、滑らない床材、てすりの設置は必須です。
暖房・乾燥器 冬場、浴室で急激に温度が下がり、ヒートショックでの事故が起こらないように、温風暖房機をおすすめしています。(乾燥機能がついているものが、カビの防止や、衣類乾燥機も兼ねることができるので便利です)
《トイレのバリアフリーリフォーム事例》 飯田市●●
参考価格 ¥70万円(税込)
外部・内装工事共
軽水洗便器を洋式の水洗便器へ変更しました。
バリアフリーを考慮し、ステンレス製の手すりを入口及び両サイドに設置しました。
《トイレのバリアフリー工事・事例》 飯田市★★
参考価格
38万円(税込)
便器・器具工事共
便器の取替えと、介護保険の対象(器具の購入)であるトイレリフト、手すりの設置を行ないました。
介護用品「トイレリフト」
こちらの施工で使用された介護用品が「トイレリフト」です。
トイレに手すりが取り付けられる事はよくありますが、このトイレリフトを使用する事でより安定し、しかも安全に使用する事が出来るのです。
ここでは簡単に商品をご案内します。
座った状態です。
ここから昇降して立ち上がります。
斜め昇降セット時
おじぎをして立ち上がるような自然な立ち上がり動作で立ち上がれる方や、前方へ押し出される動作で立ちやすい方にはこちら向きです。
垂直昇降セット時
立ち上がるときに「高さ」が足りず、前に押し出されて不安定になる方や、脚が曲げづらい。座位を安定させたまま立ち上がりたい方向けです。
《トイレバリアフリー・リフォーム事例》 飯田市
和風便器から洋風便器+ウォシュレット付きに改修 紙巻器一体型手すりも設置しました。
小便器や洗面器にも壁を改修して堅固な手すりの取り付けで安心です。
《トイレのバリアフリーリフォーム事例》 飯田市
和風便器から洋風便器に取替え工事、入口の段差4㎝から0㎝にしました。
参考価格 一式 705,000円
洋風便器+ウォシュレット+手洗器・手すり 解体・大工・電気・建具他込み 総工事費
入口の建具を、開き戸から引戸へ変更又、取っ手を通常より大きな物を選択して出入りが楽になりました。もちろん手すりもL型、I型両方付けました。